17歳

はじめに読んでほしい、どうして良いかわからないあなたへ

始めての読み物

「どうして良いかわからない。」

「親に申し訳ないと思っている、でも思うようにやれない。」

「ましてや、友達と心から話せない。」

つらいよね。

迷路の中に一人取り残されたような気持ち。

だからこそ、今あなたは自分のやれることを一生懸命にさがし、

マイナスの現状をプラスに変えるチャンスにするのです。

親や周りの人たちはアドバイスはできても、あなたの代わりにはなれないです。

あなたが抱える問題はあなたにしか正解を出せないからです。

大人になればなるほど、正解のない問題に自分で考え答えを出すことが増えていきます。

学校でのテストや試験で正解のある問題を解くことは、反対に減っていくでしょう。

たった一人で頑張って今の状況を変えるために向き合うしかないのです。

どんなにグーグルさんで検索して答えを探しても見つからないでしょう。

 

わたしは肩書のないどこにでもいる主婦です。

今までの経験や感じたことをお伝えします。

あまり説得力はないかもしれませんが、

長く生きてきたのでその体験が少しでもあなたの力になれたらと思っています。

ノートとペンを用意しよう。

最初はやる気が出ないかもしれませんが、少しずつ自分と向き合う時間をつくりましょう。

まずはノートとペン。

書くためのルールなど何もありません。

とにかく今まで溜まっている感情をすべて吐き出しましょう。

毎日毎日やり続けましょう。

そんな小さな行動で良いのです。

あなたが一日中部屋で考えていると思っているかもしれませんが、

ただうまくできない自分を責めているだけです。

「どうして良いかわからない。」

「現状はちっとも楽しくない。」と思っているだけ。

自分を責め立てているだけでは何も良くはならないでしょう。

時間を見つけて、今の感情を思いのままとにかく書き続けましょう。

一日でも、三日でも一週間でも、とにかく書き続けるのです。

途中で何も出なくなっても諦めずやり続けてください。

こころが絶対軽くなっていきます。

そうしているうちに、きっとあなたを肯定してくれるもう一人のあなたに出会えるはずです。

あなたの生まれた頃を思い出して書いてみましょう。

小さいときのあなたはどんな子どもでしたか?

誰にも物怖じしない元気な子でしたか?

あるいは、おとなしいしっかりとした子でしたか?

とにかく元気で思うようにならないとすぐ大声で泣いてしまう子でしたか?

わからなかったら、一度親に聞いてみると良いですね。

きっと今の自分とかけ離れた印象を持つでしょう。

しかし、小さいときのあなたが本当のあなたなのです。

なぜならば、生まれたての頃のあなたが自然体のあなただからです。

まだ何も傷つかず、ありのままの自分をさらけ出せていた時期だったから。

大声で泣いたり、笑ったりして今の気持ちを訴えます。

大人たちがあなたの顔をみてあやしてくれたり、心配したり。

そして、自分の力で歩けるようになり、だんだん上手に箸を使って食べれるようになっていきます。

当たり前と思うかもしれませんが、その力を本来あなたは持っているのです。

いまのあなたは道に迷っていっているだけなのです。

きっとまた生まれたときのようにパワフルで、自分で乗り越える力をうまく出せるようになれるのです。

情報を集めることと考えることとは違う

いまのあなたは状況を早く変えたいために、

いろいろネット検索したり、本を読んだり、たくさんの知識や情報を集めているかもしれません。

さらには、大人たちの意見も真面目に捉えようとしているかもしれません。

しかし、それが返ってあなたを苦しめている原因になってしまうのです。

あなたの心のなかからも外からもたくさんの情報やアドバイスが入ると、

複雑になって絡み合ってわからなくなってしまうのです。

だからこそ、あなたはシンプルに自分だけと向き合う覚悟をしてみましょう。

ゆっくり時間をかけて小さい頃の自分から振り返りながら

その時の自分はどんなことを思い、どんな感情を持っていたのか?

どんなことにイライラしたり、悲しんだりあるいはうれしくなったり。

ノートに書くことで過去の思いを整理してみましょう。

新しい発見があるでしょう。

それからはゆっくりとあなたができることからやってみましょう。

わたしがあなたにお伝えしたいこと

親や大人は「勉強しなさい。成績をもっと良くしなさい。お金持ちになりなさい。」と言うでしょう。

「そつなくうまく世の中を生きなさい。」と。

それがあなたの幸せになれる道だと思っているから。

それが社会の常識だから。

でもこの年になると、私はそうは思わなくなりました。

みんなそれぞれしあわせのかたちが違っていていい

自分の考えや自分を大切に思うことが一番優先でいいのではないですか?

みんなと同じ生き方などないはず。

みんな違っていていいのです。

でも、みんなはそれをする勇気も行動に移すことが怖いから、

自分と向き合って生きる独自の方向性を決めることが簡単なことではないから、

まわりの人たちに合わせて都合よく生きているのです。

あなたは簡単に納得して、周りの人たちと適当に合わせて生きていけないタイプなのでしょう。

それで良いのです。

親や先生の期待に答えるのが目的で、学校で頑張っていい成績をとっていい大学、大企業に就職する。

そのために頑張ったとしても、あなたが求める幸せのカタチと違っていたら、

幸せになれず、きっとあとから後悔したりするでしょう。

それでも周りの人が良いと決めた基準で生きたいですか?

あなた自身はどう生きたいですか?自分に今一度尋ねてみましょう

あなたはなにを選択してどう行動するのか?

まずはあなたが自分で考えて決められるようになることが大事です。

そのための土台作りとして自分をもっともっと深くみつめ、

正解のない問題の答えを自分で出せるようになりましょう。

一番大事なことは「あなたはどうしたいか?」です。

みんなと同じように学校に行けて、みんなと仲良くでき、最終的に素敵な相手と知り合って結婚することですか?

すぐ答えられるはずもありませんが、

ノートに書いて自分と向き合い、

いったん自分で決めることが大切なのです。

自分に向き合ってみるのも大事な行動です。

間違っていても失敗してもそこから学べることがあるはずです。

それを恐れてはいけません。

いつまでも誰かを頼りにしていたら、一生自立も自律もできません。

わたしも今まで数え切れないほどの失敗や間違いをしてきました。

そして、今私が後悔することは自分を大事にせず人の考えに合わせて生きてきたことです。

あなたが今どうすればいいか悩んでいるのなら、まずは自分としっかり向き合ってみましょう。

簡単なことではないかもしれませんが、

わたしが悩みから抜け出すためにやってきたことをこれからお伝えしていきます。

参考になればうれしいです。

そしてあなただけの生きる目標をみつけ,自分の力で前向きに人生を切り開いていけれるように、、、

本当の自分に出会う旅をノートに書くことから始めてみませんか?

応援します。