あなたは毎日自分にどんな言葉を投げかけていますか?
何気なく呟いている言葉に、時には敏感になり観察してみましょう。
知らず知らずのうちに自分を責めたり、マイナスの言葉を言っているかもしれません。
「私はダメな人間だ。
成績はあまり良くないしスポーツがそれほど得意でもない。
見た目はこれと言ってよくないし、性格も目立たない。
価値がない人間なんだ。」
「あの子は人気があるし勉強ができるし、コミュ力もあり、魅力的。
みんなが近寄って来るのも当たり前かもしれない。
社会に出てもそれなりに世の中をうまくわたっていけるだろう。
私なんか、、、本当に自分が嫌いになる。」
なんていつも毎日独り言のようにマイナスの言葉を投げかけていませんか?
もしそうであるなら、注意が必要かもしれません。
何気ない日々のことばが自分をつくってしまう
毎日自分を責めることばやマイナスの思い込みのことばは、他人から罵声を浴びせられているのと同じだからです。
あなたに日々影響をあたえ、考え方のクセになってしまっているかもしれません。
本当にこわいことです。
自分の持って生まれた性格では決してないのに、変えられない性格だと勘違いしてしまったりします。
考え方のクセの種類
考え方のクセはいろいろな種類があります。
- 〇〇かもしれない、〇〇に違いない、とすぐに悲観的に考えてしまうクセ。
- 〇〇すべきだ、〇〇しなければならない。べき思考。
- 思い込み、自分はこんな人間だと勝手に根拠もなくレッテルを貼り、ネガティブな面ばかり見てしまうクセ。
- マイナス思考、自分も他人もポジティブ面を見ず、すべてネガティブに変換してしまうクセ。
- 自己批判、いつも良いか悪いかで自分のことをすぐ批判して深く考えないクセ。
- きっとあの人は〇〇に違いない。と勘違いの深読みしてしまうクセ。
あなたはこれらの種類の中で自分を苦しめているクセをみつけられましたか?
私は、思い込みやマイナス思考、べき思考などのオンパレードでした。
やっと自分の考え方のクセが偽りの自分を作っていたと気がつきました。
なぜなら、考え方のクセが自分をどんどんマイナスに歪めていったことに気づいたからです。
本当は私は何をしたかったのか?
どう生きたかったのか?
少しずつ、真剣に本当の自分の気持ちを知りたいと考え始めました。
自分のクセを知るということは、少しずつ冷静に自分を見る事ができるようになります。
何気ない日々の言葉の中の考え方のくせに気づくことで、
悩みや問題が減り、自分を変えるきっかけにもなれるはずです。
自分の考え方のくせを発見するための2つの方法
マイナスに捉えがちな考え方のクセは生まれ持った性格だと思いますか?
それとも過去の経験から生まれたものであると考えますか?
いまでも強く印象に残っている昔の出来事を思い出してみる
過去の出来事で受けたマイナスの感情をそのまま考える基準として物事を判断していまったら、
だんだん歪んでいき、自分の本来の性格だと勘違いしてしまいますよね。
一度あなたがいまだに印象に今でもしっかり残っている出来事を思い出してみましょう。
昔の出来事を正確に思い出せないものですが、あなただけの強い感情はずっと残っているはずです。
もしかするとあなたの考え方のくせが生まれた原因であったかもしれません。
それに気づくだけであなたの生まれ持った性格ではないことがわかります。
自分が落ち込んだ時、考え方のクセで性格ではないとわかると、冷静に考えられるようになります。
やり方や考え方、工夫で自分を変えられることに気づくことでしょう。
自分をより良く変えるために、考え方のクセを活用できるようになりましょう。
失敗したり、落ち込んだときにふと浮かんだ言葉を意識する
気持ちが落ち込んだり不安になったときに、ふと心に浮かんだ言葉を意識できるようになれれば、
今まで自分を責めてばかりだったのを一時的にストップできるようになれるのです。
もう自分の性格だから、クセだからしょうがないと諦めなくて済みます。
イライラした時、不安になった時に、気持ちを抑えたり、整理するきっかけにもなります。
考えるクセに気づくことをプラスに活かせるように考えるきっかけにしましょう。
まとめ
意外と自分の心、頭、体をバランスよくうまく使うことは難しいものです。
自分の心なんてわかっていると思っていても、わかっていない場合がほとんどなのです。
自分と本気で向き合わない限り、本当の気持ちはわかるはずもありません
そうであるならば、失敗や悩みや問題の解決が簡単ではないと最初から思っていたほうがいいかもしれませんね。
小さい小さい自分のできることを増やしていくことや考え方のクセに気づくことで、
あなたの人生は格段と良くなり、自分を変えられるようになれるのです。
毎日つぶやいている何気ない言葉に敏感になって、考え方のクセに気づき自分を高めていきましょう。
応援してます。