学校へ行けない。

どうして良いかわからない。

そんな状態に今あなたがいたら、自分と向き合って乗り越えてください。

その前に、まずは避難しましょう。

安全なところに逃げ、助けを求めましょう。

とにかく安全な場所を探してみましょう。

自分の家、部屋などに落ち着きましょう。

身の安全を確保することです。

命を大切にしなければならないからです。

自分のせいだなどと責めるのをいったん止めましょう。　

そして、今起きていることを親や先生に伝えましょう。

今あなたが緊急事態になっていることだけで良いのです。

その間にあなたができることは、

いじめられてたり、責められていると思われる証拠を残しておくのです。

日時や状況をメモしておくことも大切です。

なにもしないで、わからないと悩んでいては現状はかわりません。

自分の身は自分で守るのです。

冷静になる

親や先生は色々言うでしょう。

学校に行かないと勉強が遅れてしまう。

社会にでれなくなってしまう、甘えているだけ、と怒られるかもしれません。

冷静になるためには、他人の意見を真面目に受け取ってはいけません。

自分のことだけに集中するべきです。

なぜなら、あなたに今関わっている人のことを考え始めると、どんどん迷ってしまうからです。

あなたの気持ちといま起きている事実だけを冷静になって書き出してみましょう。

こころを前向きにするために体を休める

元気になるためには、睡眠、食事、体を動かすことが重要です。

体は疲れていなくても頭や心は疲れ果てているはずです。

次のステップを踏むためにも、自分の体を休める、

食欲がわかなくてもできるだけ食べる、

眠れなくても横になる。

カーテンをあけてみる。

窓を開けて外の空気を吸う。

できることを少しでもやって生き、毎日のペースをできるだけ守りましょう。

心が整理できなくても大丈夫です。

部屋の中を見回してできることをやってみてください。

ベイビーステップでいいのです。

今までおきたできごとを振り返ってみる。

人は過去を振り返ってもしょうがないといいます。

しかし、あなたが苦しいのなら、過去を振り返ってみることが必要だと私は思います。

なぜなら、あなたの新しい未来をつくるために必要だからです。

振り返ることで、あなたがたくさんの思い込みをしていることや考え方のくせに気付くに違いありません。

だれのどんな言葉にあなたは傷ついたのか？

どんな出来事があなたの心を占めているのか？

マイナスなことばかり考える原因はなんだろう？

いつから悩まされることがふえていったのか？

あの時、なぜあんな態度や行動をしてしまったのか？

あなたを苦しめる相手は、なにが原因であなたを責めてくるのか？など

ひとりで時間をかけながら、振り返って考えてみましょう。

ノートに書き出してみましょう。

これからやれることをちょっと頑張って考えみよう

人間は毎日何千回と選択と決断を無意識に繰り返しているそうです。

やる気が出ない、動けないのは今起きている出来事のせいだとあなたは思っているかもしれません。

しかし、何もしないという決断はあなたがしてるから、なにも変わらないのです。　　

現状維持、あるいは悪くなっても良くはならない方をあなたは決断しているのです。

変える、動くと選択し決断すれば、次の行動を考えなければならなくなります。

無意識にやらない、動かないことを決めようとしているあなたに気づきましょう。

動かないという選択を止め、

動く、やってみる選択、決断を勇気を持って考えはじめてください。

諦めたら終わりです。

ネット情報ばかりに頼るのは危険

悩みを解決しようとしてネットで情報を集めたり、関連する本を読むこともするのも大切ですが、

最終的には自分で考えるクセをつけましょう。

というのは、あくまでもネット情報は人の意見や考え方だからです。

あなたに合った解決策はあなたしか出せないのです。

失敗したり、うまくいかなくてもあきらめず、次の解決策、改善策を考えみてください。。

ノートに書いてアウトプットし続ければ、新しい気付きが必ずうまれます。

正解のない問題に自分にあった答えを出す練習にする

社会に出れば、学校の成績のように、テストの出来不出来のランク付けはなくなります。

正解のある問題、マルバツで答えられる問題はほとんどありません。

だからこそ、この機会に自分のことを知っておくことと、自分で考えるクセをつけるチャンスと捉えましょう。

これから先、生きやすくなるはずです。

面倒でも自分のことに興味を持ちましょう。

世の中にはいろんな人がいます。

人を裏切って、自分だけ得をしようとする人やウソを平気でついて騙すような人。

人をいじめても、ひどい目に合わせても平気な人など、

ふつうでは考えられないような人が世の中にはいます。

だからこそ、自分の本来持っている考え方や、クセ、強みや弱みなどを知っておく必要があるのです。

自分の土台を持ち、今起きている出来事に自分で答えを出すことが社会では重要になってきます。

学校では教えてもらえないことです。

その練習のためにも、自分を大切にするためにも、強くなるためにも自分で答えを出す練習をしましょう。

正解かどうか分からなくて不安になるかもしれませんが、

何度失敗しても、まだまだやり直しができます。

なにもやらずにいたら、人のせいにしていたら、なにも変わりません。

ぜひ、自分と向き合って、ひとりで考えて、次へのステップのための選択、決断をやっていきましょう。

 

あなたをいじめたりマウントを取る人からどんなことをしてでも逃げる

あなたなりの解決策を考えてみましょう。

相手があなたの悪口や愚痴を言ってくる友人や

影でいじめてくるやつ、

マウントを取ってくる友達は決して良い友達ではありません。

あなたは無視するか逃げるべきです。

なぜなら本当の友達ではないからです。

相手を大事にできない人は、思いやりや共感することもできない人なのです。

あなたが真面目に友達のことを思っていても、

相手は気に入らないことへのダダのはけ口として、あなたを利用しているだけです。

相手のずる賢さにあなたがハマって、いいように振り回されると、

あなたは大切なエネルギーをどんどん奪われてしまいます。

最終的にはあんたの自己肯定感を知らず知らずに下げられてしまい、最悪の結果にあなたがなってしまうのです。

悪口を言う人やマウントをとってくる人は、優しそうな文句も言わなそうな人を狙って、

ストレスを解消しているだけなのです。

決して信用できる人ではありません。

あなたは自分のことを一番に考えてあげなくてはいけないのです。

そんな相手に振り回され自分の人生を壊されてしまってはいけません。

そんな奴らから早く逃げましょう。

あなたは自分のために未来の計画を立てましょう

親や先生は「みんなと仲良くしましょう。」というでしょう。

「学校へふつうに行けないなんて、ダメ人間、」と言うかもしれません。

社会一般の常識や固定観念を言われても、その通りにできなくても大丈夫です。

それより大切なことは、「あなたがどうしたいか？」です。

あなたの価値観を大切にしてくれる本当の友達はきっとどこかにいます。

そして、あなたが本気で自分のことを大切に生きていけば、いつか出会えるでしょう。

そんな友達に出会うためにも、まずはあなたが自分の価値観を明確にして、

自分のことをよく知ることが最初にやるべきことです。

自分の安全確保ともう一度冷静に自分のことを見つめることです。

そして、自分のために一生懸命にやれることをどんどん考え、やってみましょう。

小さいことでいいのです。

前向きにひとつひとつ。

これからの自分の人生が良くなるためにあなたはなにをするべきなのか？

どんなことだったら夢中になれるのか？

成長できるのか？

失敗してもまたやり直せばいいのです。

相手の都合でいつも振り回されていたら、自分のために失敗もやり直しさえできないのです。

あなたにとっての正解はあなたにしか出せません。

次の段階に進められるように、未来を考え計画をたて、なりたい自分の目的地を決めましょう。

結果はわからなくていいのです、

今できることを勇気を持って、自分のために頑張ってやることが大切です。　

まとめ

いま苦しみのなかにいるかもしれません。

最後にどうするかはあなたが選択して、決断するしかありません。

勇気を持って、苦しいかもしれませんが、前向きな答えをだしてください。

自分の満足のために、人にどんなひどいことをしてもなんとも思わない人が平然と生きているのも社会です。

そんな人の餌食には、決してあなたはなってはいけません。

大切なあなたを自分で守るのです。

他人にコントロールされないように生きていきましょう。

あなたが考え出した楽しい人生を自分の力で勝ち取ってください。